高村薫さん・五條瑛さん・福井晴敏さん・古処誠二さん等の小説、海外の海洋小説、歴史、B'z、を糧に生きている人間の日常。
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本★Alexander Kent 『Band of Brothers』
2005年09月27日 (火) | 編集 |
届きました、ボライソーシリーズ最新刊。
Band of Brothers

本★Alexander Kent『Band of Brothers』(McBooks Press)

主人公は勿論ボライソー、アダムじゃなくてリチャードのほうのボライソーです。
彼がまだ17歳で、士官候補生の頃のお話。親友のダンサーも一緒です。
若い彼の目には、提督は男盛りでかっこいいし、旗艦は大きくてかっこいい。

The Navy was like that; a family, some discribed it.

海軍は家族のようなもの----よく出てくるフレーズですが、最近これを見たのは
海自の隊員が大麻取締法違反で捕まったニュースで、ですよ!(苦笑)
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海洋小説★アレグザンダー・ケント著/高橋泰邦=訳『海の勇士/ボライソーシリーズ25 決然たる出撃』
2005年06月10日 (金) | 編集 |
海洋小説★アレグザンダー・ケント著/高橋泰邦=訳
海の勇士/ボライソーシリーズ25 決然たる出撃』(早川書房)2002.3.31

表紙をめくって、登場人物の紹介欄にへリックの名前がないと
落胆はなはだしいものがあります。
“551の蓬莱”のCMを思い出してしまいます。
「あるとき…わははは(明)、ないとき…しゅん(暗)」。
・・・これローカルCMだったらすいません・・・

ホレイショやリチャードは、育ちの良さが人の良さに繋がっている感じが
あったんですが、アダムの場合は、優しいのは一緒でも、
捨て猫のそれのように、生硬な感じがあります。
命令違反もお手のもの。
高所に怖じず、するするとマストを上っていき、親しく部下と言葉を交わす。
「女が放っておかないだろう」と言われるほどの男前でありながら
彼の興味の大半を、艦と叔父さんが占めている。

シリトーが、甥のジョージ・エイバリーのことを
「彼のことを深く知る時間が、どうしても取れな」いとか、
「わたしの下に留まって欲しかったのに、サー・リチャードと
 ふたたび一緒になるために去っていった」
とか言っているのを聞いて、ちょっと見直しました、シリトー。
老獪な政治家ではあるけれど周囲を気にかけてないわけじゃない。
ちゃんと見えているんだよなー。

ふだん、友達や同僚の元気のない姿を見たりすると、気になるけど、
自分がどこまで突っ込んで聞いていいのか分からず、
結局は何もできないまま、気が付いたら手遅れだった・・・なんてことが
ありますが、ほんと、ここら辺の機微って難しいですよね。
まぁたいていは“自分の腹に収める場所を見つけるだけ”なんですが。
加納祐介氏の名言!(高村薫『レディ・ジョーカー』より)

海洋小説『無法のカリブ海』
2005年05月23日 (月) | 編集 |
海洋小説★アレグザンダー・ケント著/高橋泰邦=訳
海の勇士/ボライソーシリーズ27 無法のカリブ海』(早川書房)2005.0131

↑アダム・ボライソーにも、ようやく仲間が出来たかなーという感じです。
 ヘリックがあれを耳にするといいな、と思っていたリチャード・ボライソーの言葉を、
 オールデーから聞いたと知って、悶えました。
 そのシーンを見たかったー!
 あの空よりも海よりも深く青い目で、すがりつくように虚空を見たのではないかと・・・!
 そして一瞬強く目を閉じ、眉間にシワを寄せて瞑目。
 声にならない呟きが、漏れたのではないかと・・・!
 
 今年10月1日に新刊が出る予定なんですが、
 リチャード士官候補生時代が舞台なんで・・・・・
 懐かしの彼が出てくるだろうが、ヘリックはムリだなぁ。残念。

海洋小説『難攻不落、アルジェの要塞』
2005年05月22日 (日) | 編集 |
海洋小説★アレグザンダー・ケント著/高橋泰邦=訳
 『海の勇士/ボライソーシリーズ26 難攻不落、アルジェの要塞』(早川書房)2003.02.28

↑甥のアダム・ボライソーが主役です。有能だし、部下への思いやりはあるんだけど、孤独な人です。
 その出自のせいかも知れませんが、手負いの獣みたいな・・・
 どこまでも叔父さん以外に懐かない、それはそれで魅力的。
 でも読むたびに私の中での ヘリックの大きさを思い知る というか、
 あの人の 壊れ加減が大好き だったなあ~~~。
 残念だなぁ~。諸行無常だなぁ~~~。
 自分の手を切ったりとか頬に傷付けてみたりとか、自傷癖がありそう。
 そしてまたきっと悲しげな目でボライソー(叔父さんのほう)を見たりして
 実は肖像画なんか隠し持って見てたりして
 それを他の人に見られて「いけないものを見てしまったサー」とか
 思われてたりして夜中にいきなり名前を呼びながら目が覚めたりして
 ・・・そういう彼が好きだ。
 (全部妄想です)
 ヘリック~~~!

アレグザンダー・ケント著/高橋泰邦=訳『海の勇士/ボライソーシリーズ23 聖十字旗のもとに』
2005年04月27日 (水) | 編集 |
アレグザンダー・ケント著/高橋泰邦=訳
海の勇士/ボライソーシリーズ23 聖十字旗のもとに』(早川書房)1999.12.15

読む順が逆なんですが、待っていられず手に入る巻から読んだので・・・。
金髪美形で出自も良く金持ち、誠実、頭脳明晰、決断力あり、ボライソーへの忠誠もホンモノ、
という何も非の打ち所のないキーンが、それでも 小者 に思えるのはなぜだろう・・・。
まとまり過ぎてるからかな?足を踏み外しそうにないんですよね。転落しなさそうな男。
最近の登場人物ではタイアックがお気に入りです。
「あの人以外の誰にも仕える気はない」って・・・
いやあホント、旗艦艦長なんて中間管理職みたいなのが務まる性格じゃないのになあ。
ヘリックとは合うと思ってましたが、やっぱり知己になれそうな感じで、嬉しい。

自分でも知らないうちに入れ込んでしまうのがヘリックで、ううん、なんでだー。
身分の上昇と共に“人が変わった”かのように見えるヘリックだけど、
実は変われないんじゃないかと思う。
いつまでも 副長気質 を捨てられなくて、それで苦しいんじゃないかと。
キーンもビートンも、変わっていける男なんですよ。
誠実さをさほど損なわずに、陰謀渦巻くロンドンの上流社会に溶け込むことが出来る。
金儲けしか頭にないような連中の舞踏会に参加して、駆け引きも出来る。
でもヘリックとタイアックはどこまでも現場の軍人で、
自分達の指揮の下、異議を唱えることは一切出来ずに死んでいった男達の影を
ずっと背負っている。不器用なまでに、ずっと。
 
「殺戮だよ、ジェームズ。戦時だから正当化されているが、
 それでも殺戮であることに変わりはない」

こんな言葉を公言するボライソーは、その親玉です。

アレグザンダー・ケント著/高橋泰邦=訳『海の勇士/ボライソーシリーズ24 提督ボライソーの最期』
2005年04月17日 (日) | 編集 |
アレグザンダー・ケント著/高橋泰邦=訳
海の勇士/ボライソーシリーズ24 提督ボライソーの最期』(早川書房)2000.11.30

まずこのタイトル、すごいネタバレですよね・・・。
いくら当初から著者がボライソーの享年を明らかにしてきたとは言っても、
原題は「SWORD OF HONOUR」なので、もうちょっと違った邦題にして頂きたかった。
タイトルは編集部が付けるのかも知れませんが、このほうが売れると踏んだんでしょうか?
 
ここんとこ海戦より女性問題でのストーリー展開が多かったので、
ちょっと好みに沿わなくなってきて、リチャード・ボライソーの死も、
さほど痛みなく受け入れられるだろうと思ったんですが、最期の言葉で、惚れ直しました。
やっぱりボライソーだよ!
ああでないと。
 
でもその周辺が、どうもなんだかなー・・・前に好きだったストーリー運びと、
なんか違うよなあ・・・と思っていたのですが、どうやら訳者さんの加筆が多かったようです。
それはだめですよね・・・安心して翻訳を読めなくなってしまうじゃないですか・・・。
でも、わたしが胸うちふるえる感動を覚えた言葉は、
原文そのままだったので、良かったです(笑)

本★アレグザンダー・ケント著/高橋泰邦=訳『海の勇士/ボライソーシリーズ22 海軍大将ボライソー』
2005年04月14日 (木) | 編集 |
本★アレグザンダー・ケント著/高橋泰邦=訳
海の勇士/ボライソーシリーズ22 海軍大将ボライソー』(早川書房)1999.02.28

原題「For My Country's Freedom」を
「海軍大将ボライソー」にする邦題は、どうかと思う。
別に原題通りでなくても構わないし、それが成功している例はたくさんあるけれど、
これはタイトルでネタバレではないかな?
ボライソーが海軍大将になるかどうかを気にしている人は少ないだろうが(笑)

本★アレグザンダー・ケント著/高橋泰邦=訳『大暗礁の彼方』『復讐のインド洋』
2005年04月13日 (水) | 編集 |
ネットにも繋がずに、仕事以外はボライソーにかかりっきりです。
ボライソー読む合間に仕事をしているというか・・・

本★アレグザンダー・ケント著/高橋泰邦=訳
 『海の勇士/ボライソーシリーズ20 大暗礁の彼方』(早川書房)1997.02.28
 ★アレグザンダー・ケント著/高橋泰邦=訳
 『海の勇士/ボライソーシリーズ21 復讐のインド洋』(早川書房)1998.1.20

ここんとこ読んでてずっと辛かったんですが。ヘリック・・・
ボライソーと離れて、自分が指揮官として越えなければならない壁に直面した時、
うまくいかない理由を、家柄や生まれつきの才能へ負わせてしまった。
へリックは、ボライソーの恵まれた部分にだけ目がいって、
彼が今までやってきた事、耐えてきた苦難、を、忘れているのではないかな。
ボライソーは、部下には弱いところを見せなかったから、
戦術を考える上でも、人との付き合いの上でも、悩みなどない超越した存在と、
へリックでさえそう思っていたのだろうか。
そばにいれば、ボライソーの人となりを疑ったりすることにはならなかったと思うのに。

まあでも最近の提督にはちょっぴり失望すよサー。

本★アレグザンダー・ケント著/高橋泰邦=訳『海の勇士/ボライソーシリーズ19 最後の勝利者』
2005年04月12日 (火) | 編集 |
本★アレグザンダー・ケント著/高橋泰邦=訳
 『海の勇士/ボライソーシリーズ19 最後の勝利者』(早川書房)1996.7.31

“名声をマントよろしく身にまとっている人”って表現は面白いなあ。
 
「彼ら(海軍の人間)の大部分は国王陛下と国家のために戦うのではない、
 彼らは互いのために、自分たちの艦のために戦う」


って言い切ってしまうボライソーがすごい!
これ一水兵が言ったら懲罰モノですけどね。
提督が言うとしんみりするんすね、サー。

本★アレグザンダー・ケント著/高橋泰邦=訳『海の勇士/ボライソーシリーズ18 急行せよ、カッター戦隊』
2005年04月11日 (月) | 編集 |
本★アレグザンダー・ケント著/高橋泰邦=訳
 『海の勇士/ボライソーシリーズ18 急行せよ、カッター戦隊』(早川書房)1996.1.31

舞台は、1792年春。7巻『反逆の南太平洋』に続き、
8巻『激闘、リオン湾』の直前という設定。
チェッシャーという航海長心得のケント訛りを聞いてはへリックを思い出し、
ヘリックもよくこんなこと喋ってたな、とか、澄んだブルーの瞳までよく似ているな、とか、
・・・恋女房に逃げられた男のようですよボライソー・・・。
 
“ボライソーは望遠鏡を手に取り、それをオールデーの肩に預けて、覗き込んだ”

これは映像化希望!心の目だけにしまっておくなんて勿体ないすよサー。かっこいいなぁ。

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