高村薫さん・五條瑛さん・福井晴敏さん・古処誠二さん等の小説、海外の海洋小説、歴史、B'z、を糧に生きている人間の日常。
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本★『中世文学集1 アーサー王の死』
2005年03月27日 (日) | 編集 |
本★『中世文学集1 アーサー王の死』(ちくま文庫)1986.9.24

このグウィネヴィアは好きになれません。
自分はアーサー王妃でありながら、ランスロットが少しでも他の女性に目を移すと
嫉妬して、烈火の如く怒り狂うし、何かトラブルがあると、守ってもらってばかりだし。
(まぁ映画のように自ら武器を取って戦うのはあり得ないとしても(笑))
ランスロットもランスロットですよね。
馬上試合のときに、わざわざアーサーの敵方にまわって、
重傷を負うほど戦うっていうのも、良く分からない。
アーサーに含むところがあるのか、自分が強いところを見せたいだけなのか・・・。

「わたしはあなたの弟だ。わたしはこの世で一番愛する者はあなただ」
と、エクトル卿がランスロット卿に言うあたりは、ちょっと仰け反ってしまいましたが。
・・・なんでそんなに好きなの。

たぶん、ランスロットの人となりがもっと分かるようなエピソードを読めば
彼に感情移入できるのでしょうが、「ランスロットってすごいすごい」と
周りが大絶賛しているだけなので、これじゃあ平安貴族の御簾越しの恋みたいですよ。
 
だから伝説を肉付けして、小説が書かれたりするんだと思うのですが、
題材として魅かれるのは、ランスロットが、相手をガレスと知らずに殺してしまい、
そこからガウェインとの友情に綻びが生じ、アーサーとも修復不可能になってしまうところ。

もっとも自分を信頼し尊敬してくれて、非武装で来たくらいの相手を、
知らずに殺してしまう、そして、全てが瓦解して戦争に突入するという、悲哀。 

ラストショットは荒野にしたい(映画かよ)。
 
あ、三つ子の魂百まで、だなー。
劇場版アニメ「ウィンダリア」の展開とかラストが好きでした。
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