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映画★「チェ・ゲバラ&カストロ」
2005年06月23日 (木) | 編集 |
映画★「チェ・ゲバラ&カストロ

見終わってから、・・・・これ、もしやアメリカの?と思って、制作国を調べたら!
やっぱりアメリカでした(笑) 分かりやす過ぎだよ・・・。

もちろん「モーターサイクル・ダイアリーズ」とは監督も別人です。

原題は「FIDEL」、作中、最初に出て来たタイトルは「FIDEL AND CHE」になっていた。
その通り、これはフィデル・カストロの栄光と没落を描いた映画で、
チェ・ゲバラは添え物程度にしか出てこない。

カストロが武装蜂起をした直後、非常にお粗末な作戦を立て
せっかくの仲間を大量に死なせてしまい、危機に瀕します。
しかし、その時に死んだ仲間達の努力が実ったかのように、
彼は活躍し始める。

「暗殺は何も解決しない。倒さなければならないのは体制だ」

コミュニストを批判し、自己の革命は
「資本主義でも共産主義でもない、人道主義だ」と、独自路線を強調。

戦闘での捕虜には、
「武器を取り上げ、釈放しろ。あ、将校の武器は取り上げるなよ」
と、寛大な処置。

そしてカストロはキューバを救う英雄として迎え入れられ、
最初は成功したかに思えます。
が、
革命は、成し遂げられた瞬間から、それを維持するための戦いへと変貌してゆく。
カストロは、次第に独裁者の様相を呈していくのです。

この作品のチェ・ゲバラは、「モーターサイクル・ダイアリーズ」の彼とは
繋がらないんですよ、印象が。全く別人。
「反体制勢力がいれば、CIAにつけ込まれる。裏切り者は皆殺しだ」。
うーん・・・
政府高官なのにいつも戦闘服。
寡黙なくせに、発言すれば過激な言葉しか出てこない好戦的な彼が
「戦いに戻る」と言った時には、ああやっぱりと思ったものです。
彼は革命家であって、政治家ではない。
彼の生きる場所は、戦地なんだ。

しかし、映画は、内部分裂と没落を、容赦のない筆致で描く。
うーん・・・

映画が始まる前に、史実であり実話に基づいていることを強調していたのは
アメリカの意向を気にしてではなく、カストロやゲバラファンへの牽制だったのか。


ところで。
日本版予告編で「いかにして彼らは出会い、運命を共にしたのか」などと
一部女子を浮き足立たせるよーな問題発言をしておきながら、
チェ・ゲバラの出番は、むっちゃ少ないんですが(笑)

「モーター~」以来、ガエル・ガルシア・ベルナルの人気が急上昇したので、
彼の出演作ということを、真っ向から打ち出してるだけなんですね。
「モーターサイクル・ダイアリーズ」は2004年の作品ですが、
この映画は2002年。若いガルシアが見られます。
(ところでこういう3つ続いた名前の場合、どこで呼んだら良いんでしょうか?!)

ガエル・ガルシアのゲバラね・・・そうなんですよ、いやー・・・かわいいよー!
この映画のゲバラは、好意的には描かれていないのですが、
あまり喋らず、誰か有力者の脇で、懐かない猫のように佇んでいて
たまに、首を傾けながらニヤリと不敵に笑ったり、
壮大な夢を、少年のように語ったりして、いやもう本当に。かっこいい。
いくらただの人殺しのように描かれようと、
ガエル・ガルシア・ベルナルの魅力を損なえるものではありません(笑)
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チェ・ゲバラ&カストロ(アメリカ・2002年)おや、これはメキシコあたりのテレビドラマかな?などと思いながらTSUTAYAで借りました。でも思いっきり英語な映画でした・・・ところで、ディエゴ・ルナには前々から親近感があります。何故ならそれは私の
2005/07/06(水) 16:23:40 | 月下独想
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