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映画★「スキャンダル」
2005年06月25日 (土) | 編集 |
映画★「スキャンダル

見ましたよ!ペ・ヨンジュン氏主演の恋愛映画。
先輩に貸してもらわなければ永遠に見なかっただろうストーリーでしたが
生活文化に関して知ることが出来て、なかなか面白かったです。

まず内容は、ラクロ原作の『危険な関係』のリメイクです。
舞台は、18世紀末の朝鮮。ペ・ヨンジュン氏の役は、金持ちで暇人なプレイボーイ、ウォン。
恋愛ゲームが趣味で、今度のターゲットは、結婚前に死んだ夫に9年間も貞節を守り続けている未亡人。
その他に、もう1人、気性の激しい女性が絡んできます。気になった方は見てください(笑)

まず、衣装がきれい
大阪の鶴橋に行けば、チマ・チョゴリの店がたくさんありますが、
現代婚礼用のは、きれいだけど原色、派手で華やかすぎる気がします。
それに比べ、映画で着られているものは、落ち着いた色彩になっています。
女性の髪型には驚きました。
長く伸ばした髪を編んで、ぐるぐる頭の上に巻き付ける。かなり重そうです。

それに、蓮池!いいですよね! 庭の作りも日本と同じ。
こういう建築の様子を見ると、中国文化圏の相似がよく分かります。

ペ氏が狙う未亡人は、キリスト教の儀式に、毎晩出かけています。
そして、キリスト教が政府の弾圧を受けるという話も出てくるのです。
宣教師はいたのか?中国からの書物のみなのか?と不思議だったのですが、
調べると、李氏朝鮮末期に宣教師がいたようです。
この映画の舞台は、李朝もかなり後半のよう。

もう一つ気になったのが、作中に登場する書物が、全てハングルで書かれていること。
わたしが江戸の(日本の)書物を読んでいて、ハングルを勉強したとか
ハングルを読まないといけないとかゆー話は、出てきたことがないんです。
朝鮮通信使が往来した当時、どうしていたのか?

漢文です。筆談だったようです。

元々ハングルが用いられるまでは、漢字しかありませんでした。
ただそれを理解できるのは、高級官吏や、学校に通うことの出来たお金持ちのみ。
ほとんどの庶民は、読み書きもままならない状態。
それを憂慮した世宗大王が考案、1446年に「訓民正音」として公布されました。

ああ、この映画の時代にもうハングルはあったのだな、とは思いましたが、
さて普及状況はどうだったのか?
官吏にまで浸透したのは、19世紀末、1894年の甲午革命後に、
国家の公用文字として正式に制定してからのことのようです。

で、この映画に出てくる書物は、日本で言うところの草子モノの類、
黄表紙とか、軽い読み物です。あ、それでハングルなんですね。
この時代にあっては、お役人が公用で使うのは、まだまだ漢字のはず。
おカタイ内容の本は漢字で書かれているから、それほど苦労せずに
江戸人は読めたわけですね。なるほど。
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