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本★エルケ・ハイデンライヒ作/ミヒャエル・ゾーヴァ絵/三浦美紀子=訳『ヌレエフの犬 あるいは憧れの力』
2005年07月28日 (木) | 編集 |
本★エルケ・ハイデンライヒ作/ミヒャエル・ゾーヴァ絵/
  三浦美紀子=訳『ヌレエフの犬 あるいは憧れの力』(三修社)2005.6.15

画家ゾーヴァのほうが日本では有名になっているけれど、
作者エルケが書く物語も、ゾーヴァの絵に勝るとも劣らない魅力を持っています。
この物語に登場するのは、ほとんどが実在した人物。

ヌレエフは、シベリア鉄道の車内で生まれたという、天才バレエダンサー。
キーロフ・バレエ団で頭角をあらわし、フランス公演中に亡命。
才能と美貌に恵まれた彼の元に、やって来た犬、それが「オブローモフ」。
不細工で肥満体で動くのも一苦労、そのうえ貧乏だった彼(犬)は、
伸びやかな四肢でダンスを踊り、洗練された生活様式を持つヌレエフに、魅了される。
そのヌレエフと犬の、死をも超えて存在する強い絆を描いています。

なんだか、“死を超えて存在する絆”って言うと、
世界で最も有名な子ども「ハリー・ポッター」の、
父親と名付け親を思い出してしまうのですが・・・。あれも犬だし!(笑)

ヌレエフは、1993年にエイズで亡くなるまで、
天才ダンサーとして、一線で活躍していたのですね。
故郷には戻れない亡命者のためか、その不治の病のためか、
この物語には、ヌレエフの孤独感も、通奏低音のように響いています。
この犬の気持ちが移ってしまったのか、
わたしもヌレエフが踊っている姿を見たくなりました。
クラシック・バレエなんて見たことないけど。DVD探してこよう・・・。
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コメント
この記事へのコメント
はじめまして。
私も大好きな本なので、TBさせていただきました。
ヌレエフの踊っている姿は、本当に素敵ですよ。
バレエのDVDはレンタルでは少ないかもしれませんが、
ヌレエフは映画にも出演しているので、機会があれば、
ぜひ御覧になってみてください。
2005/09/10(土) 21:58:29 | URL | JOLLY #-[ 編集]
TBありがとうございます。
バレエは全くの初心者なんですが、
ヌレエフは見てみたいなぁと思っています。
そこから趣味が広がればいいな・・・。
2005/09/11(日) 11:56:35 | URL | みなわ #eWQc6sqc[ 編集]
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ヌレエフの犬(あるいは憧れの力)エルケ・ハイデンライヒ2005年6月に邦訳された本書は、好評だ。主人公はオブローモフという名前の太った犬なのだが、主人公は一言もしゃべらない(瞑想はするが)。主人公がしゃべらない作品の秘密を書くわけにはいかないのだが、もう一
2005/08/01(月) 14:20:43 | おおた葉一郎 の しょーと・しょーと・えっせい
 「ヌレエフの犬―あるいは憧れの力」 エルケ・ハイデンライヒ 作 ミヒャエル・ゾーヴァ 絵 三浦 美紀子 訳 株式会社 三修社 発行Amazon.co.jpでこの本の情報を見る
2005/09/10(土) 21:52:39 | JOLLYのお茶の間バレエ鑑賞記
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