高村薫さん・五條瑛さん・福井晴敏さん・古処誠二さん等の小説、海外の海洋小説、歴史、B'z、を糧に生きている人間の日常。
スポンサーサイト
--年--月--日 (--) | 編集 |
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


映画★「父、帰る」
2005年08月28日 (日) | 編集 |
映画★「父、帰る

まるで新聞の三行広告のようなタイトル。
(新聞の下のほうに「義弟危篤。許してくれ。待つ 祐介」とあるような)

まさにタイトル通りの映画です。
蒸発した父親が、12年ぶりに家族のもとに帰って来る。
何があっていなくなったのか、それも犯罪か仕事か女かすら分からない。
どうして帰ってきたのかも謎。
母親(男の妻)でさえ、戸惑い顔で、家中に重苦しい空気が漂っている。
弟のほうは、本当に父親なのかも疑っているという状況。

兄弟で反応が違うのも面白いですね。
兄のアンドレイは、愛嬌のある顔立ちで、よく笑顔を見せるけれど、
弟のイワンは、父親の前では、終始不貞腐れた仏頂面。
不信感と不満を露わにしていて、父親が戻ってきて嬉しそうな兄とは、対照的。

子どもは強情だし、大人は言葉が足りない。
ロシアの大自然の映像を背景に、
すれ違う父と子の感情を、よく表現していました。
切ない映画です。

これで饒舌だったら、江口と島田さん(@高村薫『神の火』)になるのかと(笑)
ロシア語の作品は、あまり見た憶えがないので、新鮮でした。
島田さんや良の話す言葉だと思うと、感慨もひとしお。
意外に柔らかい発音ですね。見慣れないキリル文字だけど、読めるようになりたい・・・。

「名付け親、帰る」という名前で、パロが作れそう(笑)
こっちは最終的に思いっきり歓迎ムードだし、父親と親友の両方の役というか、
むしろ、悪いお手本になる兄貴っていう存在ですが。
死んだ弟にもハリーを重ねてないか?シリウスよ・・・。
スポンサーサイト


コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
「父、帰る」 そのままのストーリー。 以前、どこかで予告編を見て気になってレンタルしたのだけれど、予告編のまんま。 普通の映画は、予告編で気になるように仕向けて、本編では何らかの「正解」のようなものが出るけれど、それさえもない。 長らく不在だった父親が帰.
2005/09/08(木) 01:53:57 | 夢想堂日記
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。