高村薫さん・五條瑛さん・福井晴敏さん・古処誠二さん等の小説、海外の海洋小説、歴史、B'z、を糧に生きている人間の日常。
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本★茅田砂胡『デルフィニア戦記 第Ⅳ部 伝説の終焉 3&4』
2005年09月06日 (火) | 編集 |
本★茅田砂胡『デルフィニア戦記 第Ⅳ部 伝説の終焉 3』(中公文庫)2005.5.25
本★茅田砂胡『デルフィニア戦記 第Ⅳ部 伝説の終焉 4』(中公文庫)2005.7.25

恋愛がクローズアップされていた前の巻あたりは、ちょっと退屈だったんですが、
今回はもう!すごく良かった!! ルウ絡みの話は、手に汗握る展開でした。
ウォルと気が合っていたのも良かったけど、リィと再会するシーンを早く見たい。

印象深いのは、ウォルがリィを救出に行く前に、バルロに向かって言う感謝の辞。
ウォルの想いが、ものすごく伝わってきました。
四面楚歌だった国王即位当時に、バルロに親切にしてもらったことが、
どんなに嬉しかったか。
バルロは人望もあって、正統な貴族の家柄で、玉座に一番近い人物。
ライバルにすればこんなに手強い人はいない。
そんなバルロが、いきなり現れた自分を認めて、守り、補佐してくれる。
バルロの存在は、家(王宮)の中なのに周りじゅう敵だらけという状況で、
大きな安堵感をもたらしてくれたと思う。
いつも仲良く軽口を言い合っていて、口に出すと照れるようなことだれど、
あれは、ちゃんと言いたかったんだろうな。

でも政治はそれが理想なのになぁ~
今も昔も、現実の政治は、単なる権力争いで政策が決まっている気がする。
本来は融合しないものを、協力し合って何とかまとめるのが民主政治だと思うんですがね。
実際は、つぶし合い。揚げ足取り。反対のための反対。
議論と権力好きが集まって、空の杯で酔っているだけに見える。
なに一つ実現しない。

バルロとウォルの関係、それに、バルロとナシアスの関係も大好きです。
有力貴族の長として生きているバルロは、帝王学を学んだのか(笑)
国王以上に国王らしく振る舞える、尊大なのが魅力的な男性。

それでも親友のナシアスに
「俺はお前に敬語なんか使われたくない」と言うのは、本音だろうな。
ま、デルフィニアに必要だったのは、
「国王らしい王様」ではなくて、「変な王様」だったんでしょう。

2人の騎士団長と、国王のウォルが並んだら、まさしく、水戸黄門ご一行だな!
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