高村薫さん・五條瑛さん・福井晴敏さん・古処誠二さん等の小説、海外の海洋小説、歴史、B'z、を糧に生きている人間の日常。
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本★あさのあつこ『No.6 #3』
2005年11月07日 (月) | 編集 |
本★あさのあつこ『No.6 #3』(講談社)2004.10.08

いやあこれがBLの棚にないってのが不思議だ(笑)
相変わらず『李歐』を想起させるのは、2人の馴れ初めの唐突さや、
それにしては強い絆や、世界は2人のもの~♪な仲睦まじさもさることながら、
登場人物の名前が、中国人っぽいことにも原因があるかも知れないなぁ。
莉莉のおじさんの揚眠。かっこいいですね。

力河は、身にまとっている“闇の商売を成功させるしたたかさと、
独りで生きることに倦んだ脆さ”がいいです。

ネズミとイヌカシの関係も、好きです。
甘々なネズミと紫苑の関係よりも、緊張感を持っていて。
生まれ育った環境が同じだから、相手の腹が読めるところと、
読めるから余計に、ネズミが紫苑に対して取る“らしくない行動”に
敏感に反応して、感染してしまう。

  “どんな条件もつけず、人を受け入れ、救おうとする人間を
   甘っちょろいと嘲笑うことは容易い。”

けれど、ネズミを受け入れたが為に、紫苑は、そのとき持っていた
権利と幸運のほとんど全てを失うことになります。
そこまで犠牲を払っての行為は、偽善とはもう呼べないし、
何がしかの覚悟とか、自分なりの“掟”(如月行が持っていたような)を
思い起こさせました。
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