高村薫さん・五條瑛さん・福井晴敏さん・古処誠二さん等の小説、海外の海洋小説、歴史、B'z、を糧に生きている人間の日常。
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映画★「運命を分けたザイル」
2005年11月18日 (金) | 編集 |
映画★「運命を分けたザイル

ジョー・シンプソン25歳。サイモン・イェーツ21歳。
二人のイギリス人男性が、1985年、
ペルーのシウラ・グランデ峰、6600mの直壁に挑んだときの記録です。
公式ホームページは、こちら

ベースキャンプを持たずに、最小限の食糧と道具で登頂するアルパイン・スタイル。
ものすごく過酷。

そんな過酷な自然の脅威とは裏腹に、どこまでも美しく気高い山々の姿が印象的です。
体感温度マイナス60℃の吹雪。粉雪が、苺ショートの生クリームみたいです。
あんなにきれいで柔らかそうなものが、人を死に至らしめるとは・・・。

ジョーは、下山途中、滑落事故により骨折します。これが悲劇の始まり。
苦しい状況の中、サイモンは単独救助を試みるけれど、失敗。
その時サイモンがザイルを切ったことが、後の登山界でバッシングを受けるのですが、
その行為の正当性を、ジョーが擁護します。
切られたほうも生還したという幸運があったからこそ言えるのでしょうが、
ある程度の非難が出てきたのは、二人にとって良かったのかも知れないという気がします。

もちろん、ある程度、ですが。集中攻撃とか矢のような非難は別。

救助に力を尽くしたが、最終的にザイルを切るしかない状況に追い込まれた、ということで
サイモンに非難されるべき点はないように思うのだけれども、
だからといって、自分の良心の呵責は消えるはずもない。
全く責められずにいるのも、針のむしろのようでつらいのでは。

ジョーには、そもそも自分の滑落事故が原因だという引け目もあるだろうけれど、
登山界全体が、サイモンの行為を当然として全面的に認めてしまったら、
やっぱり、気持ちがおさまらないんじゃないのかな。
非難する声が上がったことで、逆に、自分は屈託なくジョーの弁護にまわれたんでは。

さて、タカムラーの見解。
合田と加納が、ザイルを結ぶような登山をすることはないようですが、
どうだろう・・・加納なら切らないだろうな。
むしろ、二人して死を選ぶという気分が、あの人にはありそうな気もします。
一体、二人は何を思って殴り合ったり、首に手をかけたりしたんでしょうか。
≪愛してる≫っていうのも、何なんでしょうか。(『マークスの山』)
それ加納に言ってあげれば良いのに・・・苦労が報われるのに。
いや言っているのかも知れません。
「あのときなんか唐突に祐介のこと≪愛してる≫って思ったんやー」
なんて、きっと恥ずかしそうに笑って世間話に潜り込ませてるんですよ。
それで、何度も諦めようとしている加納の心を刺激するんだよ・・・。
そういう奴だよ合田は!無意識に人をたらし込んでるんだよ!
(アナタ被害者だからって捏造して怒らないように)
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2007/12/08(土) 20:30:51 | 登山、知らないと損!登山ガイド!
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