高村薫さん・五條瑛さん・福井晴敏さん・古処誠二さん等の小説、海外の海洋小説、歴史、B'z、を糧に生きている人間の日常。
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本★北岡克哉『Q&A 実例 証拠収集の実際』
2005年12月03日 (土) | 編集 |
本★北岡克哉『Q&A 実例 証拠収集の実際』(立花書房)2005.9.01
実際の判決をモデルにして、どのように証拠収集をすればいいのか、
つまり捜査する側の視点に立って、書かれた本です。
ここの出版社さんは、法律関係図書・警察実務関係図書のみ扱っておられます。

一般人が読んで面白いかというと、それはちょっと難しいところ。
ドラマや小説のネタを、こういうので仕入れている人もいるのかなと思ったけれど、
それはムリですね。
ドラマや小説にして面白いのは、証拠を掴み、犯人を追いつめるまでの紆余曲折だけれど、
この本で争点になるのは、裁判で、その証拠が証拠として認められるか、
証拠収集の違法性が指摘されたりしないか、ということです。

捜査する側からすれば、揚げ足取り、重箱の隅を突くような論調で、
弁護士は楯突いてくるのだなぁと思いました・・・。
でも無罪判決に持っていこうとすれば、証拠をひっくり返すしかないものなぁ。
例えば飲酒運転が疑われる交通事故、覚醒剤使用が疑われる事件だからといって
尿や血液等の採取には、細心の注意を払わないといけないんですよね。
当人が怪我をしたり失禁したりしていて、勝手に流れ出ているからといって、
その血や尿を採取しても、後で証拠として認められるかどうか。

大変ですね!
実際の証拠収集がどれだけ大変かよく分かりました(笑)
あいつが犯人だろうという目星は、すぐにつくのかもしれない。
でも、裁判で争って有罪となるほどの証拠が見つからない限りは、
「警察は何をやってるんだ!」とテレビなどで叱咤されても、我慢するしかないのでしょうね。

容疑者が捕まる前に応じていたインタビュー映像が証拠となるかどうかの論争もあって、
それも面白いなと思いました。
それを証拠とするのには、報道機関から強い反発があったというのも、へえそうなのか、と。
その容疑者が完全黙秘を貫いていたせいで、検察官側の焦りがあったのだと思うけれども、
容疑者が以前どのような人間関係を築いていたか、「悪性格の立証」まであって、
それはもう、検察官の執念ですよね・・・。今は容疑者も喋っているようですが。

“甲警部補は、巡査部長と共に”などという記述を、“合田警部補は、森巡査部長と”などと
読み替えてみると、少し楽しいかもです(笑)
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