高村薫さん・五條瑛さん・福井晴敏さん・古処誠二さん等の小説、海外の海洋小説、歴史、B'z、を糧に生きている人間の日常。
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そうだ 京都、行きました
2006年01月25日 (水) | 編集 |
京都に行ってきました。久々に。
「そうだ 京都、行こう」のノリで、まずは、きちんと行ったことのない平安神宮へ。
平安神宮

手水所に、白虎がいたので激写!なんだか妙な顔ですよね。
この手の獣が大好きです。
裏に書いてあった銘も面白かったので記念に写しておきました。
平安神宮2

「貴族院議員」 て!!!
ああ懐かしい明治のかほり・・・。さすが京都です。

やたら声を掛けてくる人力車のお兄さんを振り払って、
(前は「これから家に帰るので」と断ったら「じゃあ家まで送ります」と言われました。
 わたしは何者?!それこそ貴族院議員の娘みたいだ(笑))
一人でぶらぶら歩いて、道すがら、京都国立近代美術館に寄りました。
ドイツ写真の現在 かわりゆく『現実』と向かいあうために」展をしていました。
東京では、アウグスト・ザンダーの「若い農夫たち」(1914年)
アウグスト・ザンダー 《若い農夫たち》

↑が出展されていたようですが、京都では見かけませんでした。残念。
とはいえ、ドイツの現代写真なんて全く未知の世界。
今まで綺麗な写真、例えば「きれいなもの」を
「よりきれいに見えるように撮る」という写真ばかりを見てきたので、
「現代社会の断片を切り取って見せる」ような写真を見るのは初めてです。

ベッヒャー夫妻の工場の写真。
溶鉱炉や冷却塔、鋳造工場といったモノクロの写真も、20世紀後半のドイツの姿を
「産業」という視点から見せてくれます。
それらは自然の風景に囲まれた中に、ぽつんと存在する巨大な建築群で、
機能的な美しさを見るか、大地の中に突然現れる無機質の不気味さを見るか・・・。
見る人次第ですね。

印象的なのは、アンドレアス・グルスキー氏のサンパウロのセー駅の写真。
何層にも重なった地下鉄の駅の風景を、ちょうど真ん中で輪切りにしたように見せています。
6階くらいがミルクレープのように見えるのですが、どうやって撮ったのかと思ったら
それぞれの写真を加工して繋げたらしいです。
電車を待つ人々の表情が面白い。ぼーっとしていたり、本や新聞を開いていたり、
「電車に乗る」というのが共通なだけの、各自バラバラな群衆なんですよね。
都市の雰囲気がよく出てます。

演出に驚いたのは、展示室の一画を囲って真っ暗にして、映写機を置き
一瞬だけ、ピカピカッと光るが如くに、壁に映像を映し出していた展示。
そこに浮かび上がるのは、有刺鉄線のような、ベルリンの壁のような映像。
お化け屋敷やテーマパークにあるような趣向ですが、壁の存在の不気味さ、
夜中に不法に越境しようとしている時の恐怖がよく分かりました・・・。
一寸先が見えない闇の中、自分に向かってフラッシュがたかれた時のような感じです。
人の姿がその映像に現れるわけではないんですが、まるで、
隠れようとしている自分の姿が、監視員に露わになっているような
そんな気がするんです。空いていて、客が他には誰もいないし(笑)
あ、でも、その映像が本当にベルリンの壁かどうか分からないんですが・・・!

さて、美術館を出て、京都に来た目的を思い出しました。
いつもふらふら歩いているので、時々思い出さないと、目的を忘れてしまう。
目的の場所に脇目もふらず突撃していくのが友達にもいるんですが、
わたしの場合は寄り道のほうが多くて、いつも目的を見失います・・・。

用事を済ませた後は、お気に入りの店でランチをしました。
隣で院生がマスコミについて語っていたり、
テレビ局の人が番組作りのコンセプトやらを熱く語っていたり、
一眼レフでケーキを激写する女性達がいたり、
店のオーナー夫妻がインテリアの変更を相談していたり、
一人でのんびりランチをするのも楽しいものです・・・・・。
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