高村薫さん・五條瑛さん・福井晴敏さん・古処誠二さん等の小説、海外の海洋小説、歴史、B'z、を糧に生きている人間の日常。
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本★石破 茂『国防』
2006年01月22日 (日) | 編集 |
本★石破 茂『国防』(新潮社)2005.01.25

またB庁見学に行くので、何かマジメな本も読んでおかなきゃ!と思い、
イージスツアーのお共に選んだのが、この本です。
そもそも著者の鶴の一声で、イージス映画化に自衛隊が協力することになったらしい。
現役自衛官の反乱を描いている小説ですが、実際には、自衛隊が置かれている状況や
隊員の苦悩がよく表現されていて、そこを石破氏は評価されたんですね。
懐の深い人だ(笑)

この本は、元防衛庁長官の石破氏が、初心者に分かりやすく、
所信表明をしたという感じの仕上がりになっています。
日本のF-15戦闘機が敵地を攻撃するような能力はない
(敵機を攻撃するのみ)という知識すらマスコミでは語られない、
一般人も知っている人は少ないという事実をまず指摘しつつ、
ご自分の国防に対する考えを披露しておられます。

2003年にミサイルが発射されたことに関しても、
その国の単なる訓練の一環として位置づけ
必要以上に騒ぐ必要はないと判断した、と書かれています。

最近のライブドア関連の報道でもそうだし、過去のバッシング報道でもそうだけど、
マスコミって恐いなと思います。持ち上げる時は持ち上げて出演させ、
何かあれば徹底的に叩く。
(勿論、マスコミを利用する企業や実業家の意図もありますが。)
マスコミ自身が“平均的な視聴者像”を作り上げて
それに迎合するような報道をしているのではないかと疑りたくなる。
そうしてマスコミが仮定している平均的な視聴者像って、
テレビの前で「そんな会社、潰してしまえ!」「そんな奴、殺してしまえ!」と
気勢を上げている人々なのでしょうか。
それはストレス発散程度ならいいけど、それがいつの間にか“世論”にすり替わり
政治の指針を決定づけるようでは、やはり恐いと思う。

日本には、以前のような国土拡張への猛烈な欲求があるわけではなく、
(領土問題でまだもめている場所もあるので、ないわけではないでしょうが)
今は、もし、もし万一戦争が起こるとしたら、非常に煽られた危機感によって、
つまり“もしかしたら攻められるかも知れない”という被害妄想によってだろうと
思います。煽動するのは軍部だったりマスコミだったりするわけですが。
それが妄想なのか現実の危機なのか、それを見極める冷静な人が欲しい。

国によって思惑があり、意見がぶつかることもある。
そこで過剰に反応しても、冷静さを失っても困る。
要は外交ですが、知識と情報を総動員して、
押したり引いたりの匙加減が国防の要なんだろうと思います。
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