高村薫さん・五條瑛さん・福井晴敏さん・古処誠二さん等の小説、海外の海洋小説、歴史、B'z、を糧に生きている人間の日常。
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本★ジョナサン・ストラウド著/金原瑞人・松山美保=訳『バーティミアス プトレマイオスの門』
2006年02月04日 (土) | 編集 |
本★ジョナサン・ストラウド著/金原瑞人・松山美保=訳
 『バーティミアス プトレマイオスの門』(理論社)2005.12

バーティミアスシリーズ3巻目にして、シリーズ最終巻です。

1巻の赤い表紙のバーティミアスがもろに好みなので気をそそられたのが最初。
皮肉屋で、いいかげん。しかし、人間に虐げられ続けて屈折したその心の奥底に、
たった一人、自分を信じてくれた少年との思い出を大切に守っている。

謎だったプトレマイオスの正体が分かり、バーティミアスとの関係も明らかになりました。
いやぁそうくるとは思わなかった。ここの信頼関係はすごくいい。

バーティミアスの述懐↓
“2千年も皮肉を積み重ねてきたっていうのに、いくらがんばっても、
 少しもよくならない。おれはうんざりするほど長いあいだ、
 プトレマイオスの残していった希望を記憶のなかにかかえて生きてきた”(536ページ)

キティの証言↓
“バーティミアスは正確にプトレマイオスを再現している。(中略)
 こういうこまかい部分のこだわりは、相手のことを心から思っているからこそできることだ。
 愛情といってもいい”(261ページ)

ナサニエルは今回、期待以上。
というより、地に墜ちていた読者からの信頼を回復したか(笑)
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