高村薫さん・五條瑛さん・福井晴敏さん・古処誠二さん等の小説、海外の海洋小説、歴史、B'z、を糧に生きている人間の日常。
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本★大宮信夫『犯罪は「この場所」で起こる』
2006年03月01日 (水) | 編集 |
本★大宮信夫『犯罪は「この場所」で起こる』(光文社新書)2005.8.20

犯罪者を取り巻く家庭環境や、社会の構造などを問題にして、
「だから彼は犯罪を犯したのだ」というのは、とても難しい。
現実には個人差があり、学校でいじめられても、親から虐待を受けても、
犯罪を犯さない人が大半で、そういった原因を突き止めるのは必要だとしても、
それがすぐに防犯対策に繋がるわけではない。

だから犯罪に巻き込まれないように、まず「場所」の問題を考えようという内容です。
昼なお暗い道。視界が遮られるような植樹で、密室を作ってしまう公園。
夜は人通りが少なくなる道。街灯のない通り。
そういった場所を避ける、もしくは改善するだけでも、犯罪防止に繋がる。

最近、うちの近所でも監視カメラが増えました。四方八方という通り、
1カ所に8台のカメラが設置されている場所もある。すごい!本当に作動してるのか?
「顔認識技術システム」というのがあって、それで指名手配犯が通りがからないか
チェックもされているらしいです。

治安を良くするためには警察に任せきりではなく、地方自治体が積極的に関与し、
それによって“地域住民の縄張意識と当事者意識が向上する可能性が生まれる”と、
説かれています。

かつて、日本は治安が良いと言えたのは、
言葉は悪いけれども、ムラ社会風の相互監視体制があったから、なのですね。

“日本のコミュニティは、その強烈な縄張意識と当事者意識によって、
 秩序違反行為を放置せず、長きにわたって、犯罪者を寄せ付けない地域づくり、
 犯罪を起こさせない地域づくりを行ってきたのである。
 しかしながら、日本人のライフスタイルが集団よりも個人を重んじるようになり、
 それに伴ってコミュニティも弱体化した。
 一方、欧米諸国では、行きすぎた個人主義が反省され、
 コミュニティの再生が図られ始めた。”
                         (143ページ)

理論は分かるし、コミュニティを強化するのは空き巣等の犯罪には特効薬だし、
地域社会での相互扶助は大切だーと思うけれど、・・・個人的には、ムリ、ですね・・・。
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