高村薫さん・五條瑛さん・福井晴敏さん・古処誠二さん等の小説、海外の海洋小説、歴史、B'z、を糧に生きている人間の日常。
スポンサーサイト
--年--月--日 (--) | 編集 |
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


本★斉藤 寅『世田谷一家殺人事件―侵入者たちの告白』
2006年08月06日 (日) | 編集 |
本★斉藤 寅『世田谷一家殺人事件―侵入者たちの告白』(草思社)2006.6.28

1999年12月30日から大晦日にかけて発生した一家四人殺害事件。
今では一家全員皆殺しというのもあるにはあるけど、あの当時は珍しかったし
今でも親族や顔見知りによる犯行が多く、世田谷の事件とは一線を画しています。

この事件が発生してからずっと後追い記事を読んでいたのは、
著者が言うように

“いつわが身に降りかかってくるかもしれない、
 そんな不気味な可能性を感じさせる”(240頁)、からでしょう。


この事件には、クリミナル・グループと呼ばれる犯罪集団が関連しているのだそうです。

“クリミナル・グループとは、一言でいうと日本に滞在している
 主に北東アジアを中心とした年齢層の低い(二十代から三十代と
 見て差しつかえない)者たちで構成されている犯罪集団”(141頁)

留学生や企業の研修生として日本に入国した若者、
そのごく一部が、お金の為の犯罪に手を染める。

 (勿論、殆どの方がまじめに勉強なさっているのは分かります。
  アジア圏の方の日本語の上達の早さには驚くばかりだし。)

その犯罪者集団に取材をしたのが、著書です。
こうして順を追って詳細に犯行手順を描写されると、
最初は「単独で一家皆殺しなんて出来るはずない」と思っていたのが
「手錬れなら可能だ」と思うようになりました。

そうして、これらの犯罪には遺留品が多く、すぐに犯人に辿り着けそうだという
大方の人々が楽観的に考えた、その予想を裏切った理由が、著者曰わく↓

“警察がもつセクショナリズムと悪しき役人体質”(156頁)


慣れた警視庁が、相当数の捜査員を投入していながら、
こんな凶悪犯罪の犯人が検挙できない点は、やはり反省して頂かないと・・・。
スポンサーサイト


コメント
この記事へのコメント
NO SUBJECT
「世田谷一家殺人事件 侵入者たちの告白」
本をきっかけにいろんなブログで話題になってますね。 http://www.asyura.com/sora/bd12/msg/1032.html
「主犯」と「実行犯」ネットで連絡か
世田谷一家惨殺事件 その書き込みはまず、事件直前の昨年12月26日午後3時39分に、
「J9」なる人物が「Hさんへ 今回の仕事では『残虐行為手当て』は 付与しますか?」
と書き込み。同日午後4時半ごろ「H」が「バナナは 果物のためオヤツに入りません」
と返答している。
2006/08/09(水) 20:32:36 | URL | オペラ #YaWFqbXc[ 編集]
NO SUBJECT
これが犯人の書き込みだとしたら、
“残虐手当”という、犯罪を匂わせるような
単語があるから引っかかるだけで、これが
暗号などに変えられてしまえば、事件を
事前に察知するのは難しくなりますよね。
“西ひ32b”は、コミケのサークル配置を
思わせるのですが・・・。
2006/08/10(木) 00:10:09 | URL | みなわ #eWQc6sqc[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。