高村薫さん・五條瑛さん・福井晴敏さん・古処誠二さん等の小説、海外の海洋小説、歴史、B'z、を糧に生きている人間の日常。
スポンサーサイト
--年--月--日 (--) | 編集 |
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


アンディ・マクナブ著/伏見威蕃=訳『SAS戦闘員 上』
2005年04月23日 (土) | 編集 |
アンディ・マクナブ著/伏見威蕃=訳『SAS戦闘員 上』(早川書房)2000.7.15

著者の自伝。貧しい地区で生まれ、父親は失業中、両親は何でも頼まれた事をして
小銭を稼ぐという生活。おばさんの家で初めてビスケットをもらって感動している。
彼にとってはビスケットも、夜に飲む一杯のミルクも、共に「贅沢品」だった。
そんな中で、手っ取り早く欲しいものを手に入れる方法を知る・・・窃盗。
中学生になっても7歳程度の学力しか身に付かない生活をしていたけれど、
軍に入れば生活が安定すると思って
(現に、兄上は3食食べられるからという理由で陸軍に入隊している)、彼も軍人に。
そこで「頑張ってやり遂げれば褒められる」という達成感を知り一念発起、
1984年に、厳しい試験に合格してSAS(英国陸軍特殊部隊)に入隊。
(ジェイミー・バンバーが出ていたドラマを思い出します・・・)
新兵を教育する伍長が、実際に自分の足の爪を切って見せたりして
本当に細かく親切に指導しているのもすごいと思ったけど、
それまで「足の爪を切ったことのない者も多く」という文章に驚いたー。
日本では、生活が窮乏して万引きしたり、貧しいから風呂に入れない、というのは
少ないと思うけど、生活苦から窃盗団に入ってしまう人々が現に世界にはいて、
そういう人が軍に流れて、読み書きが出来るようになり、目的意識を持てるようになり、
著者のようになれるのなら、規律の厳しい軍のような組織も、役に立つんだなーと思います。
そこが性に合ったんだろうし、他に生活しようがなかったのかも知れないけれど。

中学生や高校生に「爪を切ってくださいね」と爪切りを渡す時があるんですが、
たまに母親が出て来て「私がいつも切ってるんです」とか言う時があるんですよね。
・・・切れよ自分で。
とか、口に出しては言えないけど、ほんっとに過保護!な親子っていますね。
子どもに話しかけても、全部親が答えたりして、本人は何も言わない。
まぁそりゃいつかは言えるようになるだろうと思うけど、いいのかなぁそんなので。
スポンサーサイト


コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。